春秋社
演奏家でもある著者が、自身のサイトに綴ったエッセイをまとめた一冊。
静かな音霊のような魂に波紋を生み出す言葉に、こころが震える美しい9編を収録する。実際に出会った人々のこと、過酷で厳しい現実にの中で起こった苦しみと悲しみ、それらの出来事は超自然的な力の現われとしか呼びようのない何かであったという。一瞬の眩しい光を暗示するかのようなヴィジョン。同名のアルバムがしめした、切なくはかない余韻のように、<すべての孤独と、すべての震える魂>に言葉が響く
単行本
判型:A5判
タテ188mm × ヨコ136mm
215頁
2007年11月1日
ISBN:9784393364956