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統合失調症と宗教

3,850(税込)

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医療心理学とウィトゲンシュタイン
星川啓慈,松田真理子
創元社
総合失調症は元々、精神分裂病と呼ばれ、人間が日常行っている「意味づけ行為」と深く関わっているとされる。もし、ウィリアム・ジェイムシュッツの「われわれの興味を呼び起こして刺激するものは、何であれリアルである」という主張が正しいとすれば、総合失調症者が語る奇想天外な宇宙神体験などの幻覚も「リアル」になる。本書は宗教哲学者と臨床心理学者の執筆が分担された共著。各章の対談では両観点からの意見がぶつかり合う。ウィトゲンシュタインが自己嫌悪をどのように克服したか記録されている『哲学宗教日記』、統合失調症者が語る神体験の言葉、カフカの『審判』から考察する「秩序」、幻視と幻聴を対比させた論考などを読み解きながら、総合失調症と宗教の関連性を説く高度な論考、対話である。

単行本
判型:A5判
タテ216mm × ヨコ158mm
304頁
2010年1月15日
ISBN:9784422114378