リン・A・ロビンソン
講談社
人生の岐路で選択を迫られたときや、本当にやりたいことを探したいときに、理性の声よりも直観の声に耳を澄ませると、自分にとって最良の答えが見つかるもの。しかし、感性の
鋭さはときに人生の生きにくさも生むため、直観に耳をふさぎ、活用することに慣れていない人も多いだろう。『直感で生きる』では、直感を特別なものではなく、もっと身近に使うためのコツを学ぶことができる。直感日記を記すことにより、人生の指針を与えてくれる内なる声に耳を傾け、直感を受け取る練習を、日々積むことができる。
精神世界を旅する古今東西の探求者たちは、自らの道を追求しつづけた先に、「すべてはひとつ」であることを見出すことが少なくない。己の命を生かすことは、他者の命を生かすことであり、己の人生を活かすことは、他者の人生を活かすこと。中途半端なナルシストが、利よりも害を生み、徹底したナルシストが、人類を向上させるような驚くべき発見をするというのも同じことなのかもしれない。一人ひとりの心の中に、世界の中心をよい意味で持つことができたら、どんな未来が創造されるのだろうか。
単行本(ソフトカバー)
判型:B6判(128×182)
タテ186mm × ヨコ128mm
282頁
2011年1月21日
ISBN:9784062159951