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  • 緑の哲学 農業革命論

緑の哲学 農業革命論

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自然農法 一反百姓のすすめ
福岡正信
春秋社
「田を耕すこともなく 肥料も施さず 農薬もつかわず 自然にできた この一株の稲は 科学の力を否定し 人間の知恵の無用を示す 稲の中にすべてがあった」。氏の言葉通り、自然農法とは本当に不耕起、無肥料、無農薬、無除草で行う。その上、作物は強大で多収穫。現代の農薬を使った農業に慣れてしまっている我々からすると信じられないことであるが、そこには大いなる智慧があった。本書を読むと、”人は土に触れることで神聖を取り戻す”ことが、もはや疑いようのない事実だと確信できるであろう。「何もしない」自然農法は、もとより、日本人が持っていた食事や近代社会のあり方、人間の生き方にも話は及び、その思想からは常に根底に流れる自然に対する畏敬の念が感じ取られる。ただの農業本と思うべからず。

ISBN:9784393741542