マーク・ボイル
紀伊國屋書店出版部
お金がなければ生きられないというのは、実は錯覚なのだろうか？錯覚だとしても、具体的にどうやって生活していけばいいのだろうか？こうした疑問に答えるのが本書。著者の前作、『ぼくはお金を使わずに生きることにした』は、フリーエコノミー運動の一環として、金銭を介在させない１年間の実験生活について綴り、世界各国で大反響を呼んだ。本書では、無銭経済のモデルとしてローカルな贈与経済への移行を提言した上で、衣食住から移動や教育、娯楽や健康まで、生活全般を網羅する具体的なノウハウや知恵をたっぷりと披露する。今すぐ無銭生活を始めてみたい人、部分的に贈与経済の恩恵を受けたい人、エコな生活に興味がある人、あるいは、ただ豊かさや自己とお金の概念を見つめ直してみたい人、一読してみてはいかが。
ISBN:9784314011501