めるくまーる
「著者のナンシー・ウッドはすぐれた詩人です。タオス・プエブロのインディアンと30年以上交流を続けた彼女は、古老たちが語るインディアンの精神性や死生観に対する深い理解と敬愛の念から、美しい詩を紡いでいきました。インディアンの肖像画で知られるフランク・ハウエルの挿絵も美しい本書は、アメリカや日本で多くの読者の心をとらえ続けています。」(めるくまーるより)
著者はタオス・プエブロ・インディアンの古老たちと30年以上交流し、彼らの大地に根ざした世界の見方、生と死の豊かな意味を受けとった。冬に葉を落とした枯木も、春にはいっせいに芽吹く。死とは、生の新たな円環の始まり、祝祭なのだと。大いなる自然から学び、紡がれた叡智の言葉に、静かに耳を傾けてみたい。英語原文も収録。
単行本(ハードカバー)
判型:四六判(127×188)
160頁
1995年9月20日
ISBN:9784839700850