太陽出版
「人類の意識の夜明け」という意味を込めて名付けられた本書は、人間の意識や世界の本質について、精神世界の様々な分野を超えて探求する。その考察は、量子物理学や天文学といった科学から、神道や三大宗教について、インドやヒマラヤの聖者が達している世界、また超能力や地球外生命にまで及ぶが、破天荒に情報が並べ立てられているわけではない。地球上の様々な問題は個々の人間が宇宙全体を一度に把握する「普遍意識」状態を取り戻すことで解消されると説く著者は、全体を一望できる視点を読者に示す。膨大な情報量だが、著者が強調しているように知識や情報を盲信するのではなく、内側から英知を引き出すためのヒントとして、魂の成長に合わせて繰り返し読みたい。2001年の初版からの増補・改訂新版。
※以下、出版社サイトより引用
私の探しているものですか
それは形の有るものではありません
形のあるものは それの本来の姿ではないのだから
それは名前の有るものでもありません
名前の有るものは 本当は そこにはないのだから
真理と愛と叡智と
これらの言葉が 世の初めに発した響
これらの言葉が 内に携えている光
これらの言葉が 源に在る力
限りなく美しく この上なく崇高な海のように
激しい嵐の中にも
荒れ狂う高波の下にも
静かにそれは拡がっていて
宇宙の一切を包み込んでいるのに
ひとつの原子の中にも その総べてが在る
久遠の昔 そこから私はやって来て
永遠の時を掛けて 私はそこへ還って往く
それが 私の求めているものです
(本文より)
【目次】
第十六章 善と悪
第十七章 地球の先住民
第十八章 光と影の識別
第十九章 音楽
第二十章 地場調整
第二十一章 ピラミッド
第二十二章 日常の生活
第二十三章 霊的向上の方法と瞑想
第二十四章 教育
第二十五章 宗教
第二十六章 占星学
第二十七章 新しい時代の地球
終章
詩。
単行本
判型:A5判
タテ210mm × ヨコ150mm
336頁
2017年8月7日
ISBN:9784884699093