Mushio FUNAZAWA
黒藤院の主宰であり、山海塾のメンバーの舞踏家蝉丸の舞踏公演のために1988~1996年の間に作られた音を抜粋したアンソロジー。シンセサイザーが作り出す音の層に潜む、一点の隙もない研ぎ澄まされた感性と狂気を伴うある種の強度が産み出す音は、あらゆる境界上にある存在の危うさを代弁しているかのようである。
◆収録曲
1, 入場行進
2, 箱庭
3, 歌うな
4, ここで待っていた
5, 蒼い火
6, 待ってます
7, 沈むのか
※以下、舟沢虫雄さんWEBサイトより抜粋
山海塾のメンバーでもあり、黒藤院主宰の舞踏家、蝉丸さんのために1988~1996の間に作った音楽のアンソロジー。他のアルバムのように特殊なテーマがある訳ではなく、テーマは「蝉丸」だ、と自分で思っていたが、何年か経ってから、このアルバムにもある種の「物語」が流入している事に自分で気付く。だから、このアルバムもまた、霊機からつらなる連綿たる物語の続きとして聴く事も、あながち不可能ではないのです。
ジャンル:沈静
収録時間:71分
7曲
制作国:日本
1997年1月1日発売