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野生の声音
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武田梵声
夜間飛行
旧石器時代から現代まで古今東西の伝統芸能を壮大なスケールで分析し、「歌うこと/踊ること」の根源的な意味を探求する本。歌唱、発声、舞踊身体論、演劇、瞑想などのメソッドを統合した古代芸能者養成法マレビトシステムを紹介しながら、近代化によって見失われつつある芸能の本質をとり戻し、古代社会の豊かな芸能空間への回帰を目指す。
《 目次 》
はじめに 人はなぜ歌い、踊るのか
第1章 原始、人類はみな「野生の芸能者」であった
第2章 先住民の芸能に見る意識変容
第3章 弾圧される放浪芸能者、失われる芸能の本質
第4章 原初の歌唱芸能の姿を探る
第5章 古代と現代をつなぐ存在
第6章 籠りとタマフリーー芸能とは瞑想である
第7章 「声」を蘇らせるーーフースラーメソード
第8章 ラバンのエフォート理論
第9章 アルトーの未来的祝祭演劇
第10章 ラスコーの鳥人間変容術
補講1 芸能の聖典
補講2 ルーツ芸能
補講3 世界の放浪芸と大衆芸能
単行本(ソフトカバー)
判型:四六判
376頁
2021年4月8日
ISBN:9784906790388