羽鳥操
世界文化社
“きもちがいい”という実感を手がかりに、頑張りを捨て、重力に任せて動く野口体操。「生きている人間のからだは、皮膚という生きた袋の中に、液体的なものがいっぱい入っていて、その中に骨も内臓も浮かんでいるのだ」という独特の身体観を持つ野口三千三(1914-1998年)が編みだした“ゆすり・ほぐし・ゆるめる”基本の運動や呼吸法で、からだのこわばりをほどき、柔らかく、しなやかな在り方を探っていく。緊張を強いられがちな現代人のために、自然の原理に沿った動きのしくみをわかりやすく伝える入門書。
単行本(ソフトカバー)
判型:四六判
255頁
2022年3月30日
ISBN:9784418224067