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薬師丸 郁夫 画集

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薬師丸郁夫
薬師丸郁夫美術館
ヴィジョナリー・アートの巨匠、薬師丸郁夫氏の画集。細部まで緻密に描き込まれた驚異的な作品は、CGやコラージュ作品に見えるが、すべて手描きである。氏の内的世界から発せられる強烈なエネルギーにふれるたび、心洗われ、幾重にも重なるリアリティをつらぬく普遍的な領域へと意識は飛翔する。1977~2021年までの作品68点を収録する永久保存版。

「絵画、それは個々の作者から放たれた、様々な色、様々な形、様々な感触という媒体の、作者の生活すべてをのせた電波のようなものです。そして、その絵画の個々の観覧者は、それぞれのその時の生活状態の中で、それぞれのアンテナで、それぞれの周波数で、それぞれに、作者の放たれた電波をキャッチするのです。
しかし、あくまで絵を描く者としての私の望みは、人間として誰でもがもっていると思われる共通の周波数(多様で移り変わる現実意識の奥にある不変の意識)を見つけだし、誰もが時代を越えて同じようにキャッチし、そして人間の生きるということに対して、何かしらの役に立つような電波を放つことなのです。そしてそのために、その電波を形づくる、様々な色、様々な形、様々な感触と人間の感性とのかかわりについて、絵を描くという行為を通して、もっと探求し、理解し、そして私自身の生活もみつめていきたいと思っているのです。」 - 『薬師丸 郁夫 画集』 より


◇ 薬師丸 郁夫 Ikuo Yakushimaru  プロフィール
画家。1953年、福島県生まれ。中学時代にサイケデリックアートにふれ、60年代、70年代のビートニック、ヒッピームーブメントに強く影響を受け、独学で“絵画”を追求、研究し、アカデミズムに背を向け、カウンターカルチャーの世界で創作活動を展開。作品は、一見すると CG やコラージュ作品に見えるが、すべて手描きである。「サイケデリックドラゴン」を奈良県に天河神社に奉納し、rabirabi の CDジャケット等を手掛けている。
現在、宮城県石巻市の離島、網地島に住み、日々絵画制作に励んでいる。
原画を見たい方は、 薬師丸郁夫美術館へ。

◇薬師丸郁夫美術館
宮城県石巻市長渡浜姥婆 68 (石巻市網地島)


大型本
判型:A4判(210×297)
141頁
2021年4月1日

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