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  • 総合ヨガ創始者 三浦関造の生涯

総合ヨガ創始者 三浦関造の生涯

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岩間浩 編著
竜王文庫
 竜王文庫は綜合ヨガ団体竜王会の創始者三浦関造氏によって創業され、二代目会長田中恵美子女史によって法人化されました。出版物は三浦関造氏の著作、翻訳なされた綜合ヨガ関連の書籍と二代目田中恵美子会長とジェフクラーク氏によって本格的に紹介された神智学・アグニヨガの翻訳等の書籍を中心に出版活動を行っております。
 創立者の三浦関造(みうらせきぞう)氏は明治16年に福岡県浮羽郡千年村若宮(現吉井町)に三浦義任の次男として生まれ、福岡県師範学校を卒業後、小学校教員となる。明治42年青山学院神学部に入学。大正2年に卒業し、同年10月、愛読していたルソーの「エミール」訳本を出し重版を重ね、爾来ダゴールの「生の実現」、ドフトエフスキーの「カラマゾフの兄弟」、トルストイの「人生」などの訳本にて、既に大正新教育運動のオピニオンリーダーであった8歳年上の兄三浦修吾と共に大正時代の教育運動の思想的先駆者として教育啓蒙活動の一翼を担われました。
 後に「二人の苦行者」、「親鸞」、「聖者新たに生る」、「愛は貧に輝く」、「心霊の飛躍」、「輝く神智」等の著書30余種を出し、全国行脚講演、昭和5年の米国公演、昭和12年の満州への講演等をつうじて教育啓蒙活動に専念された。また戦時中は昭和15年より上海にて5年間、諸外国人を糾合して神秘科学(オカルティズム)を講じ、英文著作物も10作以上にのぼります。
 戦後は、昭和24年に神智学ロッジ、そして綜合ヨガを提唱し、昭和28年にその実践団体となる「竜王会」を設立し、心身統覚の行に専念。綜合ヨガの実践や神智学の啓蒙、さらに「神の化身」、「真理の太陽」、「大直感力」、「聖シャンバラ」などの著作や「至高者の歌(バガヴァッド・ギータ)」、「沈黙の声」などの意訳本を通じて人間の神性・霊性の啓蒙活動に多大な寄与をなされ、昭和35年3月30日永眠される。


※出版社サイトより引用

ISBN:9784897411101