監修 松尾 泰
ニュートンプレス
全ての物質は細かく分割していくと、素粒子というとても小さな要素になるが、この素粒子が主役となる世界では、常識がくつがえされる不思議なことが起きている。たとえば素粒子の一つである電子は、まるで忍者のようにあちこちに“分身”して存在していることがわかっている。ミクロな世界を支配する物理理論である量子論は、現代物理学の土台ともなっており、量子論の発展なくして、現代のさまざまなテクノロジーはなかった。生徒と先生の対話とイラストを交え、量子論をやさしく解説する。
単行本(ソフトカバー)
判型:A5判(148×210)
303頁
2022年2月25日
ISBN:9784315525151