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  • 創造的な高齢者介護

創造的な高齢者介護

2,530(税込)

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シュタイナーの人間観に基づく介護の現場から
アンネグレット・キャンプス 他
イザラ書房
シュタイナーの人間観に基づく介護の現場で長年の実践を通して理想の介護を模索してきた介護者による実践の書。高齢期を迎える方、高齢期を過ごしている方、介護している方、すべての方の力になる本です。(出版社紹介より)


【 目次 】

編者による序
人智学を基にした介護モデルの背景
人智学を基にした介護モデル
学問領域からみた介護モデル
介護モデル転用における実践の重要性

第一章 人智学の人間像

1.人間の四つの構成体
  物質としての肉体
  生命体(エーテル体)
  感情体(アストラル体)
  自我
2.眠りの本質
3.三分節構造の基本概念
  精神、心、体
4.有機体としての人間の機能的三分節構造
  神経‐感覚系
  代謝‐四肢系
  循環‐リズム系
  思考、感情、行動
5.十二感覚論
     肉体的感覚
    (触覚、生命感覚、自己運動感覚、平衡感覚)
     社会的感覚
    (嗅覚、味覚、視覚、熱感覚)
     精神的感覚
    (聴覚、言語感覚、思考感覚、自我感覚)

第二章 介護に関わる人智学の構想 
1.人間と環境
  物質としての肉体とその環境
  生命体とその環境
  感情体とその環境
  自我とその環境
2.人生の歩みの記録
3.第一の21年間(誕生から21歳 身体の発達)
  第一 7年期 誕生から7歳まで
  第二 7年期 7歳から14歳まで
  第三 7年期 14歳から21歳まで
4.第二の21年間(21歳から42歳 心の発達
  第四 7年期 21歳から28歳まで
         ― 感情(感覚魂)の発展
  第五 7年期 28歳から35歳まで
         ― 理解力(悟性魂)の発展
  第六 7年期 35歳から42歳まで
         ― 意識(意識魂)の発展
5.第三の21年間(42歳から63歳 精神の発達)
6.高齢期
  高齢期の肉体
  高齢期の生命力
  高齢者の心
  高齢者が持つ傾向
     老化プロセスにおける特別な現れ方
     構成体の多様な状況
     高齢者の存在が意味すること
7.健康
  身体の健康
  心の健康
  精神の健康
8.病
  身体の病
  心の病
  精神の病
9.病と運命
10.繰り返される地上の生
  地上での人生
  死後の肉体
  死後の生命体
  死後の感情体
  死後の自我と新たな受肉への衝動
  新たな受肉への準備
  再び、地球への道
11.介護の理解
第三章 人智学を基にした介護モデルを
    介護計画に応用するための助言
    モニカ・クローヴィンケルによる
    〝日常生活活動と実存体験の概念モデル
     (AEDL)〟を例に 

介護モデルを実践に応用するために
    1.意思の疎通
    2.動き
    3.生命機能の保持
    4.自分自身のケア
    5.飲食
    6.排出
    7.衣服の着脱
    8.休息、くつろぎ、睡眠
    9.作業への取り組み
    10.性の意識と自己認知
    11.安全で支援的な環境への配慮
    12.社会的関係の形成と、その領域の保持
    13.人生の実存体験への取り組み
あとがき
参考文献
プロフィール

単行本(ソフトカバー)
判型:A5判(148×210)
256頁
2022年12月25日
ISBN:9784756501479