平木典子
ディスカヴァー・トゥエンティワン
アサーションとは、自分の言いたいことも、相手が伝えたいことも大切にしながら、互いにわかり合うことを前提としたコミュニケーションの考え方と実践的な方法。立場や役割の違いを超え、他者との快適な関係性を育むためには、自分の気持ちに正直になることがはじめの一歩だという。言いたいことをがまんし過ぎてストレスを溜め込んでいる人は、思いを伝えるコツや自分らしさを拓く鍵が見つかるはず。
【 目次 】
はじめに
第１章：言いたいことをがまんしていませんか？
第２章：なぜ、言いたいことが言えないのか
第３章：アサーションで「思い」に気づき、自然体に生きる
第４章：《実践》アサーティブに「思い」を伝える
第５章：「思い」を大切にするとは、自分に正直に生きること
【 著者情報 】
平木典子
1959年津田塾大学英文学科卒業後、ミネソタ大学大学院に留学し、カウンセリング心理学を専攻（教育心理学修士）。帰国後、カウンセラーとして活躍する一方、後進の指導にあたる。
日本におけるアサーション・トレーニングの第一人者。
立教大学カウンセラー・教授、日本女子大学教授、跡見学園女子大学教授、統合的心理療法研究所（IPI）所長を経て、2019年より日本アサーション協会代表。臨床心理士。家族心理士。
著書は、『三訂版アサーション・トレーニング』（日本・精神技術研究所）、『アサーション入門』（講談社）、『図解 自分の気持ちをきちんと「伝える」技術』（PHP研究所）、『マンガでやさしくわかるアサーション』（日本能率協会マネジメントセンター）など多数。
日本アサーション協会 https://www.japan-assertion.jp/
単行本(ソフトカバー)
判型:新書判(113×176)
190頁
2023年1月27日
ISBN:9784799329269