めるくまーる
娼婦も、乞食も、聖者も、宿の主人も、旅の仲間も、
旅で出会うすべての人間がオレの鏡だった。
あの笑えるくらいにばかばかしい彼らの演技が、
オレになにかを教えてくれるためのものだった。
「そうか、オレはオレの人生の主役だった」と気づかせてくれたんだ。
そんなあたりまえなことさえ忘れるほど、オレたちは飼いならされてきた。
きみはきみの人生の主役だったんだよ。
だからきみの人生は君が選んでいい。
Freak out!
君を旅立たせるため
この本を書いた
"愛しいアジアに落ちていきながら、
この漢(おとこ)は、ずばぬけて生きている。
サイキックに輝いていく。
生の実感が薄いという人たちに、
ぜひ読んでほしい。
この世界や地上が、
生きるに値すると気づいてほしい。”
―宮内勝典(作家)
●杉山明(AKIRA)
作家、美術家。1982年渡米、アンディー・ウォーホールより奨学金を受け、ニューヨーク、アテネ、フィレンツェ、マドリッドなどで美術作品を制作し、世界40カ国以上を放浪する。93年帰国。AKIRA名義で『アヤワスカ!』、『神の子レラ』、『COTTON100%』、『神の肉 テオナナカトル』、『ケチャップ』など著作多数。
(出版社紹介より)
単行本(ソフトカバー)
判型:四六判
288頁
2007年9月10日
ISBN:9784839701314