池上彰
小学館
国際紛争の震源地ともいえる中東。イスラム過激派によるテロが頻発し、大勢の難民が欧州に流入。なぜこんなことになってしまったのか?その答えを見いだすには、歴史のどの地点から見直せばよいのか?池上さんは、現在の中東の混乱は、1978年のソ連によるアフガニスタン侵攻から振り返るとわかりやすい、と言います。自称「イスラム国」(IS)が誕生して世界でテロが頻発するようになるまで、約40年の間に何があったのか?
大国の身勝手、イスラム教の宗派対立、土地や資源をめぐる争い。理解しがたい中東の真実が、池上さんによって鮮やかに解説されます。本書は、池上彰が選ぶ独自のテーマで、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの4冊め。中東とイスラムの基礎・基本がよくわかります。 ―出版社紹介より
単行本
判型:四六判
240頁
2017年8月6日
ISBN:9784093885553