サンマーク出版
彗星探索家の著者が、臨死体験で垣間見てきた地球の歴史と2つの異なる未来ビジョン。死んだ経験のある者でなければわからない領域に足を踏み入れた著者のメッセージは、地球の未来とこれからの人間の生き方について新たな視点で考えるきっかけを与えてくれる。死への恐れや未来への不安がワクワクへと変わる、不自由なこの世界の奥深さに開眼させてくれる本。
【目次】
彗星発見のヒントになったのは魚釣り
星の下で始まった顔の見えない交流会
手作り望遠鏡をのぞいて知った別世界
突然襲った病魔、死の淵で考えたこと
昏睡状態の中で見た不思議な世界
過去と未来、宇宙の始まりまでを見てきた
臨死体験はどこまでが真実だったのか
太古の地球がこれからの地球のモデルになる
彗星衝突の回避を世界に向けて訴える
夜空の「明るさ」が人類を破滅に追い込む
今、私が取り組んでいる二つの技術
いいことずくめのゴミ処理システム構想
謙虚な気持ちをもてば熊とも仲よくなれる
バランスをとることがすべての基本
自然のルールに沿ったボランティア活動とは
生きがいと才能を引き出すシステムが必要
【著者紹介】
木内鶴彦 キウチツルヒコ
1954年長野県生まれ。彗星捜索家。幼少より星や宇宙の神秘に魅せられ、小学5年のときに観察した池谷・関彗星がきっかけで彗星に興味をもつ。その後、航空自衛隊に入隊するが、生死をさまよう病気を機に退官。長野県臼田町にて天体観測を続けるとともに、全国で天文や環境問題に関しての講演や観望会を行っている。90年3月16日、チェルニス・木内・中村彗星を発見。同年7月16日、土屋・木内彗星を発見。91年1月7日、メトカーフ・ブルーイントン彗星を再発見(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
文庫
250頁
2015年8月25日
ISBN:9784763160690