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サニワと大祓詞の神髄 超古神道1

5,060(税込)

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相曽誠治
山雅房
佐藤愛子の『私の遺言』で紹介された相曽誠治の日神信仰(にっしんしんこう=太陽信仰)の集大成。

1910年、静岡県の富士山ろくに生まれた相曽は、幼少のころから大山積神の寵愛(ちょうあい)を受けた。
 戦前の無神論的な皇国史観(こうこくしかん)に疑問を感じた著者は、独りで神道霊学や言霊学、ユダヤ問題などの研究に没頭する。

 以降、鎮魂(ちんこん)、サニワ(対する相手の次元を探る霊的技術)なども修め、大本教などの新興宗教の霊的背景に舌鋒鋭く切り込む。が、当時は同調する人は少なく、まさにいばらの道だった。
 昭和天皇の崩御(ほうぎょ)のあたりから世間の風向きが変わり、相曽の神道学説は脚光を浴びるようになる。
 相曽が力説したのは太陽信仰(正確には日神崇拝=にっしんすうはい)と天孫降臨だった。日拝鎮魂法(にっぱいちんこんほう)と言霊学(ことたまがく)の深さも他の神道家の追随を許さない。更にはフトマニの図説も圧巻である。
 本書、超古神道Ⅰは主にサニワと大祓詞の解説を中心にまとめられている。著者と佐藤愛子との交流は1990年ごろだったが、佐藤の書籍で紹介される前に相曽は帰らぬ人となったわけである(1999年没)。


主要項目
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【第一章・サニワの神髄】
皇室と静岡県の御縁/神界のしくみ/釈迦は神界に入っていない/天狗界の真打ち登場/神法と邪法との違い/天網恢恢疎にして漏らさず/世上の日猶(にちゆ)同祖論は平面史観/ヨガは神を忘れた修行法/天孫降臨の否定は国際的陰謀か?/憲法九条は日本人の発案/原爆の洗礼は『古事記』に示されていた/エホバは太陽神だった/スサノオ文化が解明されるとき/某勢力に骨抜きにされた日本の政界/総裁選に伸びる魔の手/水をガソリンに変える発明/イスラエル建国の裏には日本の存在が/他

【第二章・近代神道の歴史とそのサニワ】
進化論に疑問を呈する/言葉の乱れ/日本たたきの裏側/アメリカの言い分/世界のグループ化/道鏡の野望/サニワの実践/歴史の二千年周期/宗教改革の波/霊界のしくみ/神秘の石笛(いわぶえ)/日本も独自で原爆を開発していた/英霊にこたえろ!/富士山に住む眷属(けんぞく)/素粒子の円運動/本□霊学が神道界に残したつめあと/天津ヒツギとは/短縮されたニニギノ命のお名前/言霊を忘れた日本の学界/言霊の幸はう国/日常生活のなかの太陽信仰/大嘗祭復活秘話/太陽を忘れた人類/ミソギの本質を考える/日本の土器が南米で発見された/他

【第三章・新世紀への胎動と天孫降臨】
魔の言葉・般若心経/先祖祭りと物忌/天孫降臨と高千穂の峰/回転運動は生命活動のあかし/天孫降臨を言霊で考える/日本の政治は皇祖皇宗の神々が見守っている/刷新の風は九州から/徐福(じょふく)伝説/富士神界のお示し/陰陽の調和/昭和天皇の神祇観/紀元節の歌/太陽神経叢と鎮魂/八咫鏡の印/他

【第四章・言霊による大祓の神髄】
大祓詞の根本精神/シラスとは征服することではない/学者が見逃した言霊の本質/天津罪と国津罪/天津金木とは?/秘伝・フトノリトゴト/根の国・底の国とは?/菊理媛とハヤサスラヒメは同一神/他

※出版社サイトより引用

単行本(ハードカバー)
判型:四六判
400頁
2001年7月26日