翔泳社
離れて暮らす親が、心配になることがあります。ですが、本人を前にしてその不安を口にしたところで、否定されるかケンカになるか、あるいは親も不安にしてしまうか、のいずれかでしょう。といって、このまま何もせずにいて、よいでしょうか。
答えは当然NOです!自分にも親にもまだ余裕があるうち、少しでも早く準備しておくほど、それが遠くない未来に返ってきて自分と家族の生活を守ることにつながります。
本書は、経験豊富な著者が、実際に「親と離れた認知症介護」の中で培った次のようなノウハウを皆様に伝授する本です!
・まず考えること、やるべきこと
・頼りたい制度・窓口・専門職
・認知症介護にかかるお金
・見守り介護をラクにするツール
・考えておくべき親の亡きあと
著者は、認知症の祖母を遠距離介護後、悪性リンパ腫の父親を在宅介護で看取り、いまも認知症の母のため、東京と岩手を年間約20往復中。遠距離介護の実践者としては、なかなかの猛者です。さらに、人からの支援、ツール、制度など、頼れる人や使えるものには、何でも頼る……。そうした経験から得られる知見を紹介したブログ「40歳からの遠距離介護」は悩める人達から絶大な支持を誇っています。
すべて著者が実践したものだからこそ、重みがあります。いま不安になっている方に、一つでもお役に立てる情報が必ずあります!
―出版社紹介より
単行本
判型:A5判(148×210)
176頁
2020年7月29日
ISBN:9784798163291