成瀬悟策
講談社
心と体は密接につながっている。「のろい」は体の緊張や歪みとなって、物理的な形を見せている。それは同じ主体の別の姿だ。体の「構え」を変えることができたら、「心」の構えも自ずと変わっていることになる。本書では無意識的な身体の動作をじっくり味わい、姿勢と心理の関係性を発見する本。過度の緊張や震え、興奮や暴力、歪んだ姿勢、自閉症や自傷行為など起ることはすべて目覚めのためのエネルギーとなる。
《目次》
1 動かないはずの手が動いた
2 自分のからだが動かせるためには
3 姿勢が人の心をつちかう
4 動作法の展開
5 心理治療としての動作法
6 今後の発展
新書
判型:新書判(113×176)
200頁
1998年7月20日
ISBN:9784062572231