WingMakers LLC
ヴォイス
米国ニューメキシコ州の遺跡で発掘された一枚の光ディスク。第2弾となる本書では、遺跡発掘の様子、光ディスク解析について、数々の真実が詳細に明かされていく。古代遺跡の発見にまつわる秘められた物語と、ウイングメーカーの正体に関する衝撃の結末とは。
《目次》
第1章 砂漠の発見
第2章 偵察
第3章 人工遺物
第4章 イニシャル・コンタクト
第5章 イニシャル・コンタクト2
第6章 トランス
第7章 ETC
第8章 ZEMI
第9章 解けぬ謎
第10章 ディスクロージャー
第11章 セントラルレイス
第12章 再構成
第13章 不協和音(ディゾナンス)
第14章 記憶
第15章 封印
第16章 サヴァリン・インテグラル
第17章 源泉
《翻訳者shima氏による紹介》
現代最大のミステリーとして一大センセーションを巻き起こしたウイングメーカーが読者の熱い声援を受け、2012年春、新書となって復活。
20世紀末、突如としてインターネット上に現れたウイングメーカーは、世界中をたちまち熱狂の渦へと巻きこんだ。それから10年という長い歳月の中で繰り広げられた論争の炎を耐え抜き、時の試練をくぐり抜けたウイングメーカーのムーブメントは今、新たなステージへと突入しようとしている。
なぜ今、ウイングメーカーなのか?それは、ウイングメーカーが語った「近未来の姿」が、この21世紀初頭の世界と見事な共鳴を果たしているからに他ならない。表層の現実そのものではなく、世界を突き動かしている、潜在意識のレベルで時流を読み解くとき、私たちは現実世界と「ウイングメーカーの予言」との驚くような関連性に気づくだろう。そこに見事なまでの象徴性が秘められていたのだ。
ウイングメーカーとは、「コード化された予言書」なのか 私たち人類は、どこへと向かっているのか?私たちがこの激動の時代を生き抜くために拠り所とするべき哲学とは何か?三部作には、それらの答えに辿りつくためのヒントに満ち溢れている。
正に、これは21世紀を生きる私たち人類の「導きの書」である。
ウイングメーカー・マテリアル中、最大のボリュームを誇る長編小説「エンシェント・アロー・プロジェクト」を収録。遺跡の発見にまつわる物語を主軸に、秘密組織ACIOの内部の人間関係とロマンス、諜報機関の暗躍と駆け引き、地球外起源とされる数々の秘密のテクノロジーなどがハリウッド映画さながらに展開される。
この物語はSFのように思われるかも知れないが、現実に起こった出来事と人物に基づいている。名前や場所は安全に情報開示を行う為にコード化されているが、この物語の中で登場するテクノロジー、人物と組織、その性格と動機は事実に基づいており、何よりウイングメーカーの正体に関する記述は極めて正確である。
SBLと呼ばれる特殊なリモートビューイングによって得られたとされる情報に基づいたこの美しい物語は、形而上学、遺伝学、心理学、そして宇宙論の領域で人類を待ち受ける深遠な発見に導く未来のヴィジョンへと読む者の心を拡張するだろう。――出版社紹介より
単行本(ハードカバー)
判型:四六判
456頁
2005年9月30日
ISBN:9784899760863