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幻覚剤と精神医学の最前線

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デヴィッド・ナット 著、鈴木ファストアーベント理恵 訳
草思社
うつ病やPTSD、依存症の治療にLSDやMDMAなどの幻覚剤が高い効果を発揮するというエビデンスが続々。世界的権威の著者が、研究の最前線を報告する。―出版社紹介

【著者紹介】
デヴィッド・ナット
精神科医。インペリアル・カレッジ・ロンドン付属ハマースミス病院医学部脳科学部門の神経精神薬理学教授。脳内での薬物の影響を研究するために、PETやfMRI、EEGやMEGといった最先端のイメージング技術を駆使。脳画像研究の成果を中心にこれまで500本を超えるオリジナル論文を発表しており、これは世界の研究者の上位0.1%に入る。欧州脳委員会、英国精神薬理学会、英国神経科学学会、欧州神経精神薬理学会の会長職など、科学および医学分野で数々の要職を歴任。一般視聴者向けの情報発信にも注力しており、ラジオおよびテレビに広く出演する他、ポッドキャスト番組も配信。2010年には英『タイムズ』紙の科学雑誌『エウレカ』が選ぶ英国でもっとも影響力ある科学者100人に、唯一の精神科医として選出された。2013年には、科学のために立ちあがった功績により、科学ジャーナル『ネイチャー』と慈善団体センス・アバウト・サイエンスの共同イニシアティブであるジョン・マドックス賞を受賞。2017年にはバース大学から名誉法学博士号を授与された。

【訳者紹介】
鈴木ファストアーベント理恵
学習院大学法学部政治学科卒業、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)国際関係学修士課程修了。外資系企業、在ドイツ経済振興組織などでの勤務を経て、英日・独日翻訳に従事。訳書に『熟睡者』(サンマーク出版)、『Amazon創業者ジェフ・ベゾスのお金を生み出す伝え方』(文響社)などがある。

単行本(ソフトカバー)
判型:四六判
392頁
2024年10月24日
ISBN:9784794227409