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実践!マインドフルネス講義

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理論の詳説と瞑想実践を組み合わせた110分ライブ講義[動画付]
熊野宏昭
サンガ新社
現代のストレス社会に生きる私たち。忙しさと情報の波にさらされる毎日の中で、どれほど自分の内側に耳を澄ます時間が持てているだろうか。心療内科医で臨床の現場でマインドフルネスを取り入れている著者が、「自分の体験との関わり方」を問い直し、心の整え方を教えてくれる。ブックレットと講義映像。サマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想の練習動画を通じ、自宅で繰り返し実践することで、ストレスの多い時代を生き抜く「思考や感情に囚われない心の持ち方」を養うことができるだろう。好評であった既刊『実践!マインドフルネスDVD』の内容はそのままに、WEBで再生可能な動画に変わり、サンガ新社より新版としてこの度、刊行。


【目次】
はじめに
第1部 マインドフルネスの基礎
第1章 マインドフルネスとは何か
.ストレスの生まれる仕組み
.どんなストレス対策が有効か?
.ストレスに対する抵抗力を強化する
.マインドフルネスとは何か?
.心ここにあらずの状態から、瞬間瞬間の自分に戻る

第2章 心を閉じない、呑み込まれない
.心はすぐに思考や感情に巻き込まれる
.ACTモデルで見るマインドレスな状態
.認知的フュージョンが起きる仕組み
.マインドフルな状態とはどんな状態か?

瞑想1 マインドフルネスの実践 集中瞑想(サマタ瞑想)
集中瞑想のレッスン
ワンポイントアドバイス 瞑想中に雑念が生じたときの対応
集中瞑想レッスンの補足

第2部 マインドフルネスをより深く理解する
第3章 プロセスとしての自己と「今の瞬間」への気づき
.プロセスとしての自己の必要性
.私的出来事に気づき、タクトする
.6つの病的プロセスから3つの反応スタイルへ

第4章 文脈としての自己と「体験の場」への気づき
.文脈としての自己とは何か?
.偏りのないタクトには観察者としての自己が必要である
.自由連想タスク(実践)

第5章 メタ認知的気づきと真の自由
.心で心を見るための鏡とは?
.観察者としての自己≒「距離をおいて見る」
.場としての自己≒「注意を無数に分割する」
.場としての自己と脱意味化の体験
.われわれは常に同じ視点を使う
.言葉とメタ認知
.真の自由を獲得する
.マインドフルネス瞑想の戦略

瞑想2 マインドフルネスの実践 観察瞑想(ヴィパッサナー瞑想)
観察瞑想のレッスン
 
まとめ
おわりに
ライブ講義動画の使い方


【著者紹介】
熊野宏昭(くまの・ひろあき)
早稲田大学人間科学学術院教授、早稲田間行動学分野助手、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授・准教授を経て、現職。日本マインドフルネス学会理事長、日本認知・行動療法学会元理事長、日本不安症学会副理事長、日本心身医学会代議員、他大学応用脳科学研究所所長。心療内科医、公認心理師、臨床心理士。東京大学医学部卒。東京大学博士(医学)。東京大学心療内科医員、東北大学大学院医学系研究科人。主な著書に『瞑想と意識の探求』『実践! マインドフルネス講義[動画付]』(以上、サンガ新社)、『新世代の認知行動療法』(日本評論社)、『ストレスに負けない生活-心・身体・脳のセルフケア』(ちくま新書)他。

単行本(ソフトカバー)
判型:A5判(148×210)
120頁
2025年3月4日
ISBN:9784910770932