水声社
人工知能(AI)研究のテクストとストーリー自動生成の諸モデルをオースティン、サールにはじまる言語行為論の成果とともに虚構研究に適用し、「物語とはなにか」「虚構とはなにか」「筋(プロット)をおもしろくする美的基準とはなにか」-といった”正統派構造主義によって異端の烙印を押されていた”問いに明晰にこたえて物語論の新たな展開を示した二十一世紀仕様の文学理論。英米系「脱構築」論者の誤解にもとづく記号論詩学への批判を一蹴する才気溢れる冒険の書。
目次
第1部 虚構のゲーム(虚構の中心移動
可能世界と到達関係-虚構の意味論的分類
テクスト宇宙の再構築-最小離脱法則
声と諸世界 ほか)
第2部 筋の図面作成(物語宇宙の様相構造
筋の力学-目標・行動・計画・私秘的物語
仮想性と物語価値性
累積・枠・境界、あるいはコンピュータ言語としての物語 ほか)
ー出版社紹介
単行本(ハードカバー)
判型:A5判(148×210)
514頁
2006年1月20日
ISBN:9784891765507
