本のつめあわせ ―シャーマニズムを理解したい
「新しい自分と出会える本」をブッククラブ回が独自にセレクトしました。
かつてブッククラブ回では選本集『新しい自分を探す本』を発行し、人が生きていく中で出会うさまざまなテーマごとに、厳選した書籍を紹介していました。
コンセプトは大きく変わることなく、場をオンラインに移しての再出発がこの『本のつめあわせ』です。
新しい自分を探したいときはもちろん、どんな本を手に取ればよいか迷ったとき、心に必要な何かを見つけたいとき、ぜひこのセレクションを覗いてみてください。
「本のつめあわせ 心に必要な何かを見つけたい人へ」
《現代の私たちが信じるかどうかにかかわらず、人類は太古より神々や霊魂の物語を紡ぎ、日々の営みに息づかせてきました。そのシャーマニズムの基盤となるアニミズム的な世界観は、静かに気づきを届け、生きる指針や行動の導きとなることもあるのです。》
―つめあわせの内容―
■ユタに生きる 上巻
円聖修 / Spirit―シャーマニズム
「ユタ神(ユタガミ)」と呼ばれるシャーマンが、人々の心のよりどころとして今もなお活躍する奄美大島に生まれた著者。前作『奄美三少年 ユタへの道』では少年時代の不可思議な霊体験を通して「神の道」に目覚めていく過程を綴り、続編となる本書では、神がかり体験によってユタとなる天命を知り、「神の道」を歩み始めた40年の道のりを語る。親神(指導者)探し、ユタとなる条件や戒律、神々から霊能力を授かる修行や儀式など、数々の困難や試練、そして喜びが描かれる。伝統に盲従するのではなく、新しい時代のユタとは何かを研究的視点で探求しつづけてきた著者の考察には、精神世界を旅するヒントがちりばめられている。
■ユタに生きる 下巻
円聖修 / Spirit―シャーマニズム
40年の経験を持つ奄美ユタである著者の最新作は、前2作(『ユタに生きる 上巻』『奄美三少年 ユタへの道』いずれも南方新社刊行)同様、琉球文学・神話学・民俗学、そしてシャーマン研究を専門とする民俗学者、福寛美氏の監修によるもの。ユタとして生きてきた中で出会った不思議な体験や、多彩なヒーリングの数々が描かれている。問題解決には、現実と同じ意識ではなく、より高い視点による導きが必要だと著者は説く。私たちは現在の体験、出会い、出来事の意味に気づかないまま、抱える問題の最善の解決策を見つけられずにいることがある。しかし、ユタは守護霊の力を通じて必要な答えへと導いてくれるのだ。
■ユタ神誕生
福寛美 / Spirit―シャーマニズム
書名のユタ神(ユタガミ)とは、奄美大島のシャーマンの呼び名である。ある日、著者が所属する法政大学沖縄文化研究所に、「自分は奄美出身で、ユタガミになるべき生まれつきだ。どうやら神がかってきたので、話し相手が欲しい」と電話があった。本書はその男性との対話と、彼がユタ神として行った活動の記録である。その奄美出身の海の男は、著者に「海を見ると、あちらがフィリピン、向うは台湾と、海上に道がみえる」と語った。昔の海民も、このような感覚で航海をしていたのだろう。彼の視た激しいヴィジョンを読者にも堪能して欲しい。
■有内麗のスピリチュアルな冒険
福寛美 / Spirit―シャーマニズム
シャーマンとの出会いやそこまでに至る経緯、そして実際のシャーマンによる鑑定の様子や鑑定後の感想後日談が、主人公「有内麗」による一人称の体験レポートという、臨場感あふれる形式で描かれている。有内氏以外の7つの体験レポートも、まるでその場で話を聞いているような筆致だ。シャーマンと人々の交流をつぶさに記録する貴重な一冊。
■うわさの人物 神霊と生きる人々
加門七海 / Spirit―シャーマニズム
心霊や神仏に関わる霊能者や宗教者など、9人の生の言葉を集めたインタビュー集。オカルトや心霊関係に精通する著者自身の軸のブレない姿勢も、霊的な世界と向き合う上でのヒントとなる。読み進めるほどに、目に見えない世界とともに生きることは特別なことなのではなく、日々の暮らしと密につながっていることに気づかされる良書。
※このセットのばら売りや詰め替えはできません。ご希望の場合は個別の商品ページにてご注文ください。
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