水魚道人
国書刊行会
天変地異や日食月食、ファラオの呪いや虫の知らせまで、すべての出来事にはそれが起こる原因があり、そこに至るまでの過程が分からないと「偶然」に見えるのだと著者は言い、様々な事例を考察する。今から100年前の1926年に刊行された本書は、当時の人々が何を「不可思議」と感じ、何を「前兆」として捉えていたかという意味でも興味深い。前兆を迷信として切り捨てるのではなく、盲信するのでもない。冷静に様々な角度から探求する著者の姿勢は、現代にも通ずるヒントを示しているのではないだろうか。
単行本(ソフトカバー)
判型:46判(130×188)
216頁
2026年4月15日
ISBN:9784336074386
