最近、知らず知らずのうちに肩に力が入って緊張が抜けなかったり、
夜中にふと目が覚めてしまったりすることはありませんか?
忙しい毎日の中で、私たちの呼吸はいつの間にか浅くなりがちです。
やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことが頭をぐるぐる巡って、
気がつけばいつも時間や心配事に追われているような感覚。
そんな時、自分で心を落ち着けたり、ホッとリラックスできるように切り替えられたら、いいですね。
心の状態は呼吸に現れ、驚いたり集中している時は、呼吸は止まりがち。
緊張や不安を感じると呼吸は浅く速くなり、温泉にゆったりとつかるなど、
リラックスすると呼吸はゆっくりと深くなります。逆にいえば、意識的に呼吸を整えることで、
心を望む状態に整えることができます。
生きる人間の証である呼吸。呼吸はいつでも私たちと共にあるので、特別な場所に行かなくて大丈夫。
道具もいりません。呼吸で自ら平常心に戻ることができたら、この不安定な世界情勢において心強いツールになるはず。
今月の「ブッククラブ回 満月のたより」では、日常にいつの間にか落ち着きと安心、
活力を与えてくれる「呼吸」と「呼吸法」にまつわる本を選びました。
何かを学び深めるには、絶好のこの季節に、呼吸を見直し日常生活に呼吸法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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