世界を旅して 出会うもの
どこか遠くに行きたい。
夏は、そんな気分になる季節である。
住む場所を遠く離れることには、それ相応の準備とエネルギーがいる。
長い旅に出る、あるいは仕事を辞めるとなれば、なおさらだ。
それでも自分の内側の声に従って、実際に荷物をまとめ、未知の土地へ飛び込んだ人たちがいる。
見るもの聞くものすべてが新鮮な土地で、思いがけない出会いや価値観に触れながら、
彼らは何を感じ、何を思ったのか。
一見外へと向かう旅だが、それは同時にこれまで知らなかった自分に気づく、
内へと向かう旅でもある。その気づきの中身は、旅した人の数だけ違っている。
その追体験こそが、旅行記を読む醍醐味だろう。
今回は、そんな旅を経て、新しい自分に出会った人々の本を紹介する。
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