講談社
日本で密教と言えば、真言宗や天台宗がまずあげられるが、より広い視野で見た場合、最も高度に、そして根強く定着した密教と言えば、やはりチベット密教と言えるだろう。チベット密教は、ニューエイジの流れに乗り、欧米でもある時から非常によく読まれるようになった。その教えの中でも、特に注目されたのが「死者の書」である。「チベット死者の書」は、死を迎えた人間の魂が、体を離れてから、とまどいや恐れで迷ったりすることなく、無事にあの世に到達させるための指南書である。そのような死に対する具体的な方法があるということが、死に対して不安を覚えている現代人の心を惹きつけたのだろう。本書は、そのような状況の中、アメリカで出版されベストセラーとなった、現代版「死者の書」である。著者は、幼少の頃からチベット密教に帰依し、後に欧米でチベット密教の教えを広めるリーダーとなっている。現代人のために死のガイドを行う。チベット密教の教えをわかりやすく解きあかし、死へと旅立つ時の心構えを差し示してくれる。文庫。古書。
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単行本(ソフトカバー)
判型:文庫判
タテ188mm × ヨコ132mm
638or630頁
1995年10月18日