東京創元社
心に核を持つことは、自立した個として真の自由を享受する強さにつながる。しかし核を欠いたまま自由を与えられたとき、人は孤独や責任の重圧に耐えかね、権威や全体主義への従属を求め始める。他者を支配しようとするサディズム的な「愛」、そして自由を放棄し、強大な権威に自らを委ねるマゾヒズム的な「愛」。20世紀を代表する社会思想家が、これらの歪んだ共生関係に支えらえたナチズムの台頭を背景に「自由」の真意を問う。新しい社会へのヴィジョンを力強く提言する本書は、今こそ読みたい不朽の名著である。
単行本
判型:B6判
タテ186mm × ヨコ128mm
338頁
1951年12月30日
ISBN:9784488006518
