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  • 【used】ファシズムの大衆心理(下)
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【used】ファシズムの大衆心理(下)

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ウィルヘルム・ライヒ
せりか書房
下巻では、ファシズム同様にソ連の社会主義についてもその矛盾を指摘し、最終章で「労働民主制」こそ理想であるとライヒは説く。それは、危険をともなわずに異性を愛することと、平和に労働できることだけがあれば、政治やイデオロギーははじめから不要であった、というものだ。動物から自らを区別し始めてから、人は生物的に退化し硬くなったと彼は語る。ライヒは次の世代の人達のためにこそ、大衆一人ひとりに「責任を負った自由への争い」を求めた。ライヒの視点で今の時代を冷静に見てみたい。

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単行本(ハードカバー)
判型:46判(127×188)
256頁
1970年1月25日
ISBN:9784796700313