ブッククラブ回 Online Store

  • 国家をもたぬよう社会は努めてきた

国家をもたぬよう社会は努めてきた

2,860(税込)

数量

クラストルは語る
ピエール・クラストル 
洛北出版
 「国家なき社会」は、なぜ「国家なき社会」なのか。
 それは、その社会が「国家に抗する社会」だからである。その社会が、国家を忌〔い〕み嫌い、祓い〔はらい〕のけてきたからである。国家という災厄を、封じ込めてきたからである。
 つまり政治は、国家以前にも存在するのであって、国家は、政治のとりうる形態のひとつにすぎないのだ。ようするに国家は、クラストルによって、その玉座〔ぎょくざ〕から転げ落ちたのだ。
(出版社紹介文より)

単行本(ソフトカバー)
判型:四六判
272頁
2021年10月10日
ISBN:9784903127323