「新しい自分と出会える本」をブッククラブ回が独自にセレクトしました。
かつてブッククラブ回では選本集『新しい自分を探す本』を発行し、人が生きていく中で出会うさまざまなテーマごとに、厳選した書籍を紹介していました。
コンセプトは大きく変わることなく、場をオンラインに移しての再出発がこの『本のつめあわせ』です。
新しい自分を探したいときはもちろん、どんな本を手に取ればよいか迷ったとき、心に必要な何かを見つけたいとき、ぜひこのセレクションを覗いてみてください。
「本のつめあわせ 心に必要な何かを見つけたい人へ」
《人の脳には地球誕生から現在にいたるまでのすべてが記憶されているといわれます。全ての鍵を握っているのはDNA。二重螺旋の神秘です。》
―つめあわせの内容―
■利己的な遺伝子
リチャード・ドーキンス/ Sciensce―進化論
進化や生き残りのための遺伝子の新たな性質を発見して世間をおどろかさせた本書。従来は道徳的観点から捕らえられていた人間のふるまいも、生き残りのための遺伝子のたくらみであったいうこの理論も、現在では教科書の中で紹介されるぐらい一般的になってきているが、発表当時はそれまでの価値観をひっくかえすような斬新さを持っていた。著者の説によれば、人間は遺伝子の乗り物にしかすぎない。こうなると、自分が、自分がと思いながら生きている人間が、滑稽にすら見えてくる。いったい何が自分の意志なのか、まったく見当がつかなくなってくる。最先端の科学の中で、同じ様に「私」という存在を揺るがせているものに、「脳科学」と「免疫」があるが、今後ますます科学は不思議な領域に入って行くだろう事を予感させる。さて、人間を乗り物にして、遺伝子はどこに向かっているのだろう。宇宙は何をたくらんでいるのだろう。時には、遺伝子の気持ちになって、あれこれ考えてみるのもおもしろいかもしれない。
■進化しすぎた脳
池谷裕二 / Science―脳
著者が、ニューヨークで全4回にわたり中高生対象に行った講義を記録。ユニークでシンプルなイラストや写真とともに脳の基礎知識から、発表されている実験や研究成果、神経細胞の働き方、アルツハイマー症状など、脳がにぎる可能性の鍵を、分かりやすく紹介
■サピエンス全史 上
文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ / Sciense―進化論
アフリカで細々と暮らしていたホモ・サピエンスが文明を手にし、地球のあらゆる場所に広がることを可能にしたのは虚構の力だった。国家、貨幣、企業……集団の中で共有された虚構が他人との協力を可能にし、人間が多くのものを手にしていった過程を俯瞰する。その果てに私達が手にしている現在は幸福なのか?
■サピエンス全史 下
文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ / Sciense―進化論
アフリカで細々と暮らしていたホモ・サピエンスが文明を手にし、地球のあらゆる場所に広がることを可能にしたのは虚構の力だった。国家、貨幣、企業……集団の中で共有された虚構が他人との協力を可能にし、人間が多くのものを手にしていった過程を俯瞰する。その果てに私達が手にしている現在は幸福なのか?
■海・呼吸・古代形象
三木成夫 / Body―身体論
人間は母親の体内にいる時、「えら」で呼吸する魚類そのものであり、我々の現在の姿形は、この過程を抜きにして語る事はできない。心と内臓の動きと関係性、呼吸、成長など身体機能の根底にある、変容する命の営みや仕組みを鮮やかに提示する、著者のライフワーク。
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