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  • はからめ月のカレンダー2025 令和サイズ
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はからめ月のカレンダー2025 令和サイズ

3,960(税込)

数量

月とカヌー
※お支払い方法で「ご来店 店頭払い」を選ばれた場合、ご注文内容の合計金額に送料880円が含まれて記載されますが、店頭お会計時に送料はかかりません。

毎年人気のはからめ月のカレンダー。
素材はヨシ紙をはじめ、全て土に還るものを使用し、カレンダーを綴じる紐も全て植物性の紐でできています。今年から、1年のうちで月が一番近くで光る満月(スーパームーン)と一番遠くで光る満月(マイクロムーン)の情報を追加しました。

サイズは、A4サイズとB4サイズ、そしていちばん大きな「令和サイズ(A3)」の3種類からお選びいただけます。

今年は令和サイズのカレンダーのみとなりますが、からむしの紐を使ってカレンダーを綴じています。「からむし」とは「苧麻(ちょま)」のことで、とてもツヤのある丈夫な繊維を取り出すことができる植物です。今年は福島県会津地方で実際に栽培収穫し紡いで紐にしてさらに草木染めをしてもらったからむしを使用しています。

2025年1月の絵は2024年1月1日に震災で被害を受けた能登半島能登町にある恋路海岸がモチーフです。この海岸は社のある離れ小島に向かって繋がる道(潮汐によって現れたり隠れたりする)の左右から波が押し寄せる面白い地形の海岸です。2025年の干支、巳年の象徴である蛇は芸能や財運を司る弁財天の使いとされていることから、恋路海岸から弁財天をイメージさせる羽衣がヒラヒラとたなびく図柄となっています。

月の満ち欠けをはじめ、それを基に先人達が読み解いていった太陰太陽暦(旧暦)、その太陰太陽暦と密接な関係がある潮汐、季節を感じる事ができる二十四節気、雑節、七十二候、そして月ごとの歳時記などを記載。また、土用、大犯土、小犯土の「土をいじってはいけない日」や一粒万倍日や使える人には使える九星や六十干支も記載。日々の月がどの星座に位置しているかを感覚でつかめるようなっています。それぞれの詳しい説明はページ下部をご覧下さい。

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■「色の特徴」、「先人たちの言葉や詩」  New !!
今年はカレンダー各月の左側に「色」について、無限にある色の中から代表的な色が持つ特性や用いられ方、そして私たち人間に対する色の効果などを紹介しています。
普段何気なくみているもの全てには必ず「色」があります。なぜそのような色なのか?その理由は?などなど、色の世界に引き込まれるヒントになれば幸いです。
そしてページ右側には世界中の先人たちが残してきた言葉を紹介。国や言葉は違えど「生まれて、生きて、死ぬ」はみんな同じ。生きている中で紡いできた少ない言葉に中に込めた思いを、いま時間を超えてあなたに届くことになります。時間が過ぎ、時代がいくら変わっても変わらないものがあり、肉体は無くなっても繋がっていくスピリットが確実の存在するということを感じるきっかけになれば嬉しいです。

■月の満ち欠け
新月ちょうどの時間と星座のマーク毎日の月の満ち欠けが一目でわかるようになっています。新月を「朔」、満月を「望」と記載してあります。満月の日には月が真丸になる瞬間、そして新月の日には月が完全に隠れる瞬間があります。その瞬間を把握できるように、新月と満月の日には、それぞれちょうどの時間が記載してあります。それに加え新月が位置する12星座をマークで記載してあります。新月は1ヶ月の始まり、月が位置する星座の影響を受け、この日に願った事が、月が満ちていくように叶っていくと言われています。

■旧暦
日本では古来から太陰暦を用いてきました。太陽に対して月の事を太陰といい、その名の通り月の暦です。月がはじまる新月が1日となります。現在は太陽暦の1つであるグレゴリオ暦(新暦)を用いていますので、太陰暦は旧暦といわれています。この「はからめ月のカレンダー」では月の中に白く漢数字で旧暦を入れて表わしています。

■九星(きゅうせい)
九星とは、古代中国から伝わる魔法陣が起源となっている民間信仰です。陰陽道では、人の生年月日や方位に九星を当てはめ運勢や方位の吉凶を占います。各日にちの九星はカレンダー各日付の右上に記してあります。また、この年の九星(年盤)と月の九星(月盤)はカレンダーの上部に記してあります。このカレンダーで占いの方法についての説明はいたしておりませんが、九星に精通している方、またご興味のある方は目安としてお使いください。

■六十干支(ろくじゅっかんし)
各日にちの右下段には五行、木(き)・火(ひ)・土(つち)・金(か)・水(みず)それぞれの陽(兄・え)と陰(弟・と)で十干、それと十二支を組み合わせた六十干支を記載してあります。六十干支は日にちだけでなく、年や月にも関わってきます。年でいうと、ちょうど自分が生まれた年に戻る60年目の事を還暦といいます。また、60種類の干支にはそれぞれ特徴があり、それに基づいて行いや予定を決めたりします。このカレンダーではそれぞれの特徴に関しての説明は省かせていただきますが、ご興味のある方はお調べになり活用してください。

■大犯土(おおつち)、小犯土(こつち)、土用(どよう)
この期間は土を犯してはならないといわれ、穴掘り、種まき、木の伐採などの土いじりは慎む日とされてきました。モグラの茶色い線は大犯土、ミミズの茶色い線は小犯土、そして水色の線は土用(丑の日にはウナギが描いてあります。)となっており、その期間が一目で分るように記載してあります。
年に4度訪れる土用にはそれぞれ季節ごとに間日(まび、土いじりをしても差し支えないとされている日)が設けられています。春土用は巳・午・酉の日、夏土用は卯・辰・申の日、秋土用は未・酉・亥の日、冬土用は寅・卯・巳の日となります。間日には水色のラインは引かれていません。
大犯土、小犯土の期間を避けて木や竹を切れば、虫が入らずに長持ちするといわれています。逆に間伐や草むしりなど、切ったものを早く腐らせたい時にはこの期間を選ぶと良いのではないでしょうか、虫にとっては過ごしやすいということですので。何か(誰か)にとって悪いことは、何か(誰か)にとって良いことでもある、暦の世界では全てがそのような完璧なバランスがとれた関係にあると考えています。

■潮汐(ちょうせき)
潮の満ち干きの事を潮汐とよびます。このカレンダーでは月の背景に水色の波で記してあります。波が高い日が大潮、波が低い日が小潮を表しています。月の満ち欠けと潮汐、そして身体が連動しているのを感じていただくために記載してあります。(潮汐は計測地によって異なるので大体の目安として見てください。 )

■二十四節気(にじゅうしせっき)・雑節(ざっせつ)
いずれも季節の変わり目を示すために設けられた日々です。カレンダーの最後のページには、二十四節気、雑節ともに、ひとつひとつ解説を記してあります。誰が見てもそれがどのような日であるのかが一目で分る様になっていますのでご安心ください。

■一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
種もみは一粒万倍日。
その名の通り、一粒の種がいずれ何倍にもなって還ってくるという意味が込められた日です。よって何かを始めたり、出資したりするのには吉日といわれています。が、逆に物やお金を借りたり苦労を背負ってしまうと、それが何倍にもなってしまうといわれ、そのような行為は凶とされています。1ヶ月の間に数日、種もみのマークで記してあります。

■七十二候(しちじゅうにこう)
七十二候イラスト「七十二候」とは、二十四節気をさらに3等分(1年を72等分)した暦です。元々は古代中国で考案されたものを、現代の日本の風土に合うように改訂したものです。「はからめ月のカレンダー」では、イラストにして各枠に、そしてカレンダー下部に言葉として記載しました。5~6日に一度イラストが登場しますので、感覚で季節を感じてみて下さい。

■節句の旧暦表示
節句とは伝統的な行事を行なう季節の節目となる日の事です。3月3日(上巳の節句)、5月5日(端午の節句)などがあります。現在ではグレゴリオ暦に合わせて行事を行う事が多いですが、もともとは旧暦に合わせて考えられていた行事です。このカレンダーでは、旧暦での節句名の前には「旧」の字を付けたし、新暦での節句名はより親しみのある行事名を記載してあります。
例)旧暦三月三日→「旧上巳の節句」と記載  グレゴリオ暦3月3日→「ひなまつり」と記載

■歳時記
カレンダー各月の下段には歳時記を記載しました。その月の行事や節気など普段気にしていなかったことをが少し面白く感じられるような暮らしの歳時記を紹介しています。

■日々の月の星座
今現在、月がどの星座の影響を受けているのか?それをわかりやすいようにデザイン、記載しました。
月は約1ヶ月かけて黄道十二星座間を一周します。(2~3日間で次の星座へと移行します)月が今どの星座に位置しているかは、私達の心と強い結びつきがあると考えられています。このカレンダーでは潮汐の記載に重ねて月がどの星座に位置しているかが分かるようになっています。
右の図のように1つのマスを24等分に分け24時間とし、潮汐の色が濃くなり始めたところが月が星座を移動した分かれ目となります。半分あたりで色が濃くなれば大体12時、3/4あたりで濃くなれば大体18時、といった見方で、「今日の早朝には月は~座になっている」とか「今日の夕方あたりに~座から~座に移動する」といった感じで読み取って下さい。この図の場合ですと18時から24時の間だけれど少し18時よりに区切り線があり、そこに書かれている星座マークにより”いて座”に移動するということが分かります。大体20時頃でしょうか。
星座のマークや、その星座がつかさどる特徴は、カレンダーの裏面に説明書きがありますのでそれを参考にして下さい。
ちなみに星座感を移動する分かれ目はかなり正確に記載してありますので、細かく知りたい方は定規を当ててみるのも良しです。本当に正確な時間を知りたい方は「はからめ月の手帳」を手にすることをお勧めします。(分単位でその時間を知ることができます。)

■流星群
夜空を見上げると流れ星がたくさん見える日、流星群がわかるよう記載されています。何座の方角で流れている流星群なのかは青い流れ星とともに文字で書いてあります。よく見ると流れ星の大きさが3段階、大きな星ほどその夜に沢山見えやすいということ。そして、その星が左右どちらに流れているかでおおよそのピーク時間がわかります。青い星が左に流れていればその日の午前中にピークを迎えるというサインなので一番見えるのは前日の夜からその日の朝にかけての夜。右に流れているのであればその日の午後にピークを迎えるのでその日の夜から翌朝にかけての夜にピークを迎える、といったように、細かくデザインされています。

■ヨシ紙
「はからめ月のカレンダーは、その月が終わっても紙を捨てられない・・・」という声を沢山いただきます。このカレンダーはびわ湖・淀川水系のヨシを使ったヨシ紙を使用しています。ヨシは刈って手入れをする事によって、毎年成長過程で水を浄化する力を持っています。使えば使うほど水を綺麗にするヨシ紙、手触りなども気に入っていただける事と思います。
※ヨシは関西での呼び名で関東ではアシと呼んでいます。両方とも漢字の記載は「葦」で、まったく同じものです。元々は「アシ」と呼ばれていましたが、関西では「アシ」が「悪し」に繋がると考えられ「良し」の「ヨシ」と呼ぶようになったと伝えられています。月とカヌーでは、紙を製造している会社が関西にあることから「ヨシ紙」とよんでいます。