真菰(まこも)はイネ科の多年草で、茎や葉は2メートル以上にも達する水辺の植物です。縄文時代中期の竪穴式住居から真菰の種が発見されており、稲より以前から日本で自生していたと考えられています。有名な出雲大社の大きな注連縄は稲わらで作られていますが、本殿や瑞垣の中にあるお社の注連縄は、この真菰で作られています。毎年6月1日に行われる凉殿祭では真菰神事が行われ、この時道に敷かれ、國造が踏み歩いた真菰をいただくと、無病息災、五穀豊穣を賜るといわれています。また浄化力に優れ、邪気を祓うとされており、結界、注連縄を作るほか、産地では日用品として円座やむしろ作りにも使われていました。
真菰の成長が著しい6月から8月に収穫した葉を使用。焙煎された香ばしさと甘みがおいしいまこも茶です。1パックを1リットルのお湯で5分ほど煮出します。使用後のティーバッグをお風呂に入れても。
7g ティーバッグ 6個入り